2年くらい前からオペラの「ティントオイルルージュ」を使ってます。口紅兼グロスに使えるので、この先ずっとリピートするつもりです。
プチプラ価格で、何か良いオイルリップティントはないかな?
そんな人に声を大にしておすすめする理由を、デメリットも合わせてご紹介します。
目次
オペラの落ちない「ティントルージュ」って?
私が使っているのは日本ブランドOPERAの「ティントオイルルージュ」です。
「ティント」とは「染める」という意味でもとは韓国発祥のコスメとして話題になっていたようです。口紅やグロスは食事などでどうしても落ちてしまいますが、ティントのリップアイテムなら唇自体を染めるので色が落ちにくいというメリットがあります。
オペラのティントオイルルージュは水分に反応して発色する処方で「時間がたつと発色が良くなる」というのが売り。「落ちにくいし、色持ちも良い」ということで@cosmeでもランキングでも口紅部門で1位をとっています。
ティントオイルルージュのメリット
ということで早速私が感じたティントルージュのメリットをご紹介していきましょう。
食事をしても「落ちにくい」
どんなルージュも食事をとるとすぐに落ちてしまうことが多いのですが、このルージュで初めて色持ちの良さを感じました。唇に色が付くというより唇そのものに色が染み込んでいるような感覚です。付けたての保湿感は食事で落ちますが、色はとれないですね。色が半日以上続くルージュはこれ以外使ったことがありません。個人的には下地に保湿系のリップを使うより、少し乾燥した素の唇にそのまま乗せてなじませた方が色持ちが良いような気がしています。
鏡を見なくても付け直しできる
色が自然で、浮かないところもメリットだと思います。素の唇の色が少し透けるから、よりなじんで見えるんでしょうね。比較的どの色を使っても「似合ってる風」に見えるところも優秀だな~と思います。また色の付くルージュは鏡を見ながら付けないとキレイに付けられませんが、このルージュは鏡を見なくても自然になじんでぼかされます。鏡を見ずにつけてもまだらについた、唇からはみ出てしまったということがほぼなかったです。
よりきれいに塗るコツは唇の中央付近にたっぷり塗った後、「ん~、ぱっ」をして周囲に馴染ませること。このやり方で失敗したことはありません。中央部分に最も色がつくので血色が良いように見え、自然かつ可愛い感じの唇になれます。
塗り心地が柔らかく、保湿力がある
塗ると「ぷるぷるしてる」ように見えます。私は季節により多少唇が乾燥しますが、これは保湿系のケアアイテムを使わなくても唇が乾燥しません。1本で保湿ケア、口紅、グロスの役割をお任せできるのでめちゃくちゃ時短になります。
テクスチャーもルージュと比べるとかなり柔らかいと思います。唇に押し当てたとき、あまり力を入れなくてもスルスル付くので手間がかかりません。
レッド、オレンジ、ピンクと代表カラーがある
オペラのティントオイルルージュは全6色となっています。
- 01 レッド
- 02 ピンク
- 03 アプリコット
- 04 オレンジ
- 05 コーラルピンク
- 06 ピンクレッド
レッド、オレンジ、ピンクと代表的なカラーがそろっています。その色の違いもわりと大きいので、気分やその日の予定に合わせて使い分けできるのが良いです。
ティントオイルルージュのデメリット
若い子向けの色展開
例えばマットな感じのベージュや、ダークな色合いの赤など少し落ち着いた大人の色気を感じさせるような色があると嬉しいなと思います。今展開されているのは明るい色味が多く、若い世代向けかなという気もします。ニュアンスを感じさせるカラー展開が増えるとうれしいです。
夏場は溶けてなくなりそう
すごくやわらかいので真夏に溶けてしまいそうなのが心配です。去年は溶けなかったので大丈夫だとは思いますが、ぬらぬらとやわらかくなるのでちょっとケースが汚くなりがちなのが難点。
30代以上にも人気の理由を口コミから分析!
アラサーの私。自分と同じ年代の人はこのルージュを使ってみてどう感じているのかが気になったので、口コミをリサーチしてみました。まずは良い口コミからどうぞ。
良い口コミ
- 「薬用リップを下地に使うとさらにうるうるプルプルに仕上がる」
- 「色合いもかわいい。奇抜過ぎないオレンジはどんなメイクにも合わせやすい」
- 「キャップを外すと赤! って感じがするけど塗ると薄づき。重ねると色が増してキレイ」
- 「直接口に塗っても皮がむけない口紅は初めてでした」
いろいろとまとめてみると「乾燥しにくさ」をあげる人が多かったです。ルージュを付ける前に下地(リップ)を付ければその分保湿感がアップする、プルプルな仕上がりになるという人も多くいましたね。カラーに個性があまりないのでメイクのスタイルを変えても使えるという意見や、重ね塗りにより色の発色度合いを調整できるという声もありました。
悪い口コミ
続いて悪い口コミも見てみましょう。
- 「ピンクレッドを使ってますが最近ブルーピンクみたいに発色するので体調とか体温で色が変わるのかな~と思ってます」
- 「青みピンクのティントは時間がたつと蛍光ピンクだけ唇に残る。青みピンクだけは注意してる」
- 「浮くほどの色じゃないけど若い子向き」
カラーによっては意図しない色残りがあったり、そもそも若い子向きの色展開になっているという指摘がちらほら。「私にはこれ!」という色が見つかるか否かが分かれ道になっていそうです。
こんな人に向いている・向いていない
口コミと私の独断からオペラのティントルージュを使うのに向いている人とそうでない人をまとめてみました。
こんな人に向いている
- 食事後の口紅の色落ちが気になっている人
- お化粧直しの手間を省きたい人
- 唇の乾燥に悩んでいる人
- 普段、ナチュラルメイクが多い人
- お金をかけず良いコスメを使いたい人
こんな人に向いていない
- マットな質感が好きな人
- 落ち着いた色のリップアイテムが好きな人
- 口紅はブラシでしっかり付けたい人
オペラのティントルージュは自然かつキレイにぼわっと発色するので、マットな質感が好きな人や唇のラインどおりにきっちりメイクしたい人には合わないかな~と思います。
クレンジングは?
クレンジングは必要なのか? 必要であればどの程度のクレンジングが必要なのかについて考えてみたいと思います。
私の場合、ルージュの色持ちが良いのでお化粧直しをすることはあまりありませんが、例えば14時くらいに付けなおした状態でそのまま夜まで過ごし、お風呂にはいるとします。
ちなみに私は石けんで落ちるコスメしか使っていません。先にホホバオイルで軽く顔全体のメイクを落としティッシュでオイルをオフ。そのあと石けん洗顔をしていますが、ルージュもこれできちんと落ちていることが分かります。
ただ例えばデートなどで夜ごはんのあとにお直しをした場合は石けん洗顔だけでは落ちないだろうな~という予感があります。色素沈着などもあるかもしれないので、付け直しの時間帯によってはピンポイントのクレンジングが必要かもしれませんね。
価格は高いのか?安いのか?
OPERAのティントオイルルージュ。お値段は1,500円(税抜)です。
使い心地の良さと期待に見合った効果があるので個人的には妥当な価格だと感じます。納得してリピートしたいと思えるお値段です。ただやわらかいのでついつい1度に使いすぎてしまうんですよね。減りが早いことを考えると2,300円くらいから「お高い」と感じてしまうかもしれません。
お得な買い方は?
どこにでも置いてあるので買いやすいのも魅力の1つです。でも色選びで迷ってしまうこともあると思います。
メルカリやラクマなどのフリマサイトでは残量の少ないオペラのティントルージュが出品されているので、そこからお試しで何色か買ってみるのもいいかもしれません。まれに3色セットや5色セットなどのまとめ売りもあるので気になる人はこまめに検索をかけてみると良いかもしれません。コスメの節約になるかと思います。
まとめ
今までインテグレートグレイシーの桜色以上に良いと思えるルージュに出会ったことがなかったのですが、オペラのティントオイルルージュはそれを見事に超えてくれました。たぶん5年10年先もお世話になると思います。