先日行われた化粧品検定1級の試験に合格しました。そこで、合格までの道のりと合格に至った勉強法、参考書籍、試験当日の流れについてまとめてみました。
化粧品検定って何?
公式サイトによれば、化粧品検定とは
日本化粧品検定は生涯学習を目的とする一般の方々をはじめ、学生、美容従事者を中心に幅広い年齢層の方を対象に、化粧品・美容に関する知識の向上と普及を目指した検定です。
参照:日本化粧品検定協会
というものです。
資格をとったからっといってすぐに就職につながるだとか、給与があがるというわけではないと思います。でも、美容に関する正しい知識があると「必要なものを正しく選ぶ力」が身に付くので、美容に興味のある女性にとっては役立つ資格だと思います。
私自身も自分の肌に必要なものが何なのか、そのとき必要なのはどんな成分を含んだもものなのか、何を基準に判断すべきかを知りたい気持ちがありました。高いコスメを買う必要はそもそもないはず… という考えがなんとなくあったのですが、試験勉強を続けていくうちにその思いが確信に変わりました。
キレイでいるには自分の肌状態を見極め、欲しい成分を適度に配合されたコスメを使えばいい。そこに安かろう、悪かろう。高かろう、良かろう。という値段の差はないことが分かりました。
化粧品検定1級合格! 私がした勉強法とは
1級の出題範囲は化粧品の歴史、スキンケア・コスメアイテムの原料・基礎知識、毛髪構造とヘアケアトラブル、ネイル構造・お手入れ法、香り成分、オーラルケア、サプリメント、化粧品にまつわるルールなどなど…。
まずは公式サイトから購入できる、対策テキストを購入しました。この本がとてもいいです。どういいかというと「とにかく分かりやすく、見やすい」です。文字ばかりでなく、イラストをちょこちょこ挟んでくれるので、参考書というよりは雑誌のスキンケア特集を開いているような感じ。少し美容にくわしい女性ならわかる内容も多いので、テーマによってさほど勉強が必要ないところもあるかと思います。
私が苦戦したのは「化粧品にまつわるルール」の法律関係です。化粧品にはいろんな法律が関わっていて、化粧品の効果をうたうにも定められたルールがあります。ここらへんの知識がまったくなかったので、じっくり何度も読んで理解するのに時間がかかりました。
ただ試験はすべて選択で、マークシート方式なので少し気楽な面もあります。試験までの時間が短く、あるテーマで煮詰まってしまった場合はいったん飛ばし、すべての出題範囲にひとまず目を通して理解しておくようにしたほうがいいと思います。
実は食生活検定に落ちて、へこんでました
実は同じ年に「食生活アドバイザー」という資格の2級を受験し、不合格となっていました。勉強が足らず、マークシート形式の問題も多かったのでたかをくくっていたら、ものすごく難しくて…。少し落ち込んでいたのですが、いったん別の資格をとろうと思い立ち、興味があって自身の仕事の知識としても役立ちそうな化粧品検定の資格をうけることにしました。
合格して良かったです…(涙)
化粧品検定1級に合格後、協会に入会、研修を受けることで「コスメコンシェルジュ」という肩書を名乗れるようになります。「化粧品検定1級」という肩書きでもいいのですが、横文字がかっこいいのでこちらの研修も受けようと思います(入会金、年会費かかりますが)。興味のある方はぜひ挑戦してみてくださいね。